工具:専業メーカーニッパーいろいろ
ご無沙汰しております。
模型用工具の世界、今まではミネシマだとか万年社など
特に模型向けに用意されたものしかお目にかからなかったわけですが、
ここ最近は模型メーカーやショップのプロデュースする工具がいろいろと流通するようになってきました。
私はといえばホームセンター大好きなので、工具メーカーの物もいろいろと買っては試してきました。
でも、名前の余り知られていないすごい工具というのもあるもので、
そういったものがショッププロデュース商品などで日の目を見た、というか我々の手元に届くようになりました。
そんな工具類の中で、最も使用頻度が高いのがニッパー。
いろいろ試そうと思ってもそうそう安いものでもないですので、多数そろえて使う人もそうそう居ないと思います。
というわけで、いつの間にやら集まってしまったペンチ・ニッパー専業メーカー3社の製品を比べてみたいと思います。
ただ、使用期間に差があるので、癖などによって切れ味等実際と異なっている場合もあります。ご了承ください。
今回用意したのが、フジ矢、ツノダ、スリーピークスの3社のプラスティック用ニッパー
まずは、フジ矢 ミニテックプラスチックニッパMP3-125mm
プレス成形の簡単そうな作り。刃の厚さは一番厚め。ストッパー付き
お次はツノダ トリニティ 薄刃ニッパー TM-02
ヒンジ部分が三層構造のトリニティシリーズ。刃先の細さは一番細い。アングルが30度ほどあり
最後はスリーピークス 模型プロ プラスチックニッパ MK-02
一番最近手に入れたもの。刃の幅は一番広い?スプリングが樹脂製なのが特徴。角度が一番フラット
おまけ、フジ矢 ミニテックライトニッパ MTN03-135
非鉄金属線材等も切れるマルチタイプ。イタリア製
切断比較、テストピースはガンプラのランナー、およそ2.5mm径の物
フジ矢:一番抵抗があったような気がする
ツノダ:抵抗は少なめ。アングルが付いている分、刃元が確認しやすい。
スリーピークス:一番スッと切れた。白濁も少なめ?
フジ矢(おまけ):一番よく飛んだw
総評:いずれもよく切れる部類だと思いますが、ツノダ、スリーピークスの物の方がやはり切れ味は上のようです。
今回ゲートは切断していませんが、特にスリーピークスはスッと切れるため、
ABSなどの粘りのある樹脂に向いていそうです。
- 出版社/メーカー: フジ矢
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- 出版社/メーカー: ツノダ
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- 出版社/メーカー: スリーピークス
- 発売日: 2011/09/26
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フジ矢 ミニテック ライトプラスチックニッパ 135mm MTN03P-135
- 出版社/メーカー: フジ矢
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