市販のパズルフレームを使ってジオラマベースを作ってみる
まいど、おとつきです。
色々と思い付きが頭の中にたまってきているので、整理ついでに手を動かしてみました。
最近、極小ピースのジグソーパズルなどが流行で、完成サイズがハガキぐらいで108ピース程度の物など、
色々登場していまして、
それらを収めるためのパズルフレームが、またいろいろ出ているわけでございます。
その中で、フレーム自体がパズルのように組み合わせることができるものが出ています。
これらは、はがきサイズなら何でも納められるように、裏板まで一体型となっていまして、
ちょっとした土台状態なのです。
なので、これを利用して粘度でも盛ればいい感じの何かできませんかねと考え、
さらにGSIクレオスさんから情景粘土など出てきたものですから、この度手を動かしてみた次第。
まず用意したものが、
ビバリーのクミパネ:現在発売されているフレームの中では汎用性が高そうで、かつパズルはめ込み部分が浅い(約6mm)
GSIクレオス Mr.情景クレイ(赤土・泥):陶土ベースでパルプ多めの粘土。硬化すると結構固い。ひびの入り易さはそこそこ。
ゴム手袋:100枚組とかで売ってるディスポーザブルの手袋。
一個穴開いてた。
まずは泥色、赤土色のMr.クレイを同量切り出し混ぜ合わせます。単色ではそれぞれ色が強すぎる気がしたので。
ブロックから千切ろうと思えば千切れますが、量を調整しやすいので薄刃のカッターを使って切り出しました。
混ぜ捏ねたらパネルのくぼみ部分に適当に盛り付けていきます。
その際適宜、霧吹きなどで湿らせながら作業するとなめらかな表面になりますし、ゆっくり作業できます。
私は浸透性を高めるため霧吹きの水には中性洗剤を極少量まぜています。
だいたいの形が出来たら、今度はモールド。
今回はソフトスキンを展示するつもりだったので、ジープの余ったタイヤで轍をモールドします。
モールドが終わったら、しばらくそのまま放置して乾燥させます。
この際、乾燥を急がせるとひび割れの原因になるので乾燥機などに入れない方が良いと思います。
わざとひび割れさせたい場合は別ですが。
乾燥させたものがこちら
さてお次は塗装です。
火星みたいな赤土の大地を表現するのならこのままでもよろしいでしょうが、
味もそっけもないので色を入れていきますが、
今回使用したのは、タミヤのウェザリングマスター(Aセット)
そうです汚しの手法で彩色していきます。
塗装の手順と同じように明るい色から少しづつ色を指していきます。
ベタッと色が載ってしまわないので調整しやすく匂いも無いので経験が無い方にも実はおすすめ手法です。
付属のブラシ以外にもパステル用のブラシも使用して、こんな感じに。
これ以外にもコピックやガンダムウェザリングマーカーなどの染料系マーカーなどもしっかり染み込んで色がつくので使ってみると面白いかも。
で、完成。
ジープも載せてみた。
パネル背面には吊り下げ用ペグや立てかけ用スタンドなどが付属しているので、
展示の方法も幅が広がります。
また、組み合わせもいろいろできるので立体的ベースも作れますよ。
皆様もお試しあれ。